第15回 府中文化村

講演・交流会

「ハーブ・アロマの効能とは」

【2015年08月27日開催】 

今回の文化村はハーブ・アロマの効能の講演と実際に自分の独自のアロマを作成するという参加者体験型講演となりました。

ハーブ・アロマというと、良い香りがするとかストレスが緩和されるなどの効能しか知りませんでしたが、今回の講演ではアロマの歴史、注意点なども楽しく学ぶことができました。

 

古代から私たち人間は香りというものに精通しており、アロマの効能を活かした治療・療法としても私たちはアロマに近しいとのことです。

ですが、私たちに近しいこのアロマは様々な危険を削り取った上での安全があり、それはアロマセラピストや医学に精通する方々のおかげで成り立っているものでもあるそうです。

たとえば、ベルガモットなどは光毒性があったり、てんかんの病気をもっているかたはローズマリーのアロマなどの使用に制限があったり。

これはエッセンシャルオイルが高濃度で濃縮されていることやこれに付随する毒性の危険性や効能をしっかりと理解した上で使用するということが安全に私たちに癒しをくれるものとなるのです。

 

今回は代表的なオイルを個人的な感覚と好みで配合して世界に一つだけ、自分だけのアロマスプレーを作成しました。作成に大事なことは香りの「揮発速度」と「持続時間」でトップ・ミドル・ベースという基準と、そのアロマがもつ香りの特徴を知らないと香りが一辺倒になってしまったり、印象の弱いアロマブレンドになってしまったりするようです。

参加者のみなさんは思い思いに作成するアロマが人それぞれ特徴を変えているのに何故か似た香りになったり、想像した香りと違ったりしていたようですが、それもまたアロマの楽しみ方の一つなのではないかと思います。


みなさんもアロマを楽しむ際に、効能だけでなく香りの特徴や歴史なども理解した上で使用すると今よりももっと楽しめるのではないでしょうか。