府中文化村×サントリーホールディングス株式会社コラボ企画

「白州蒸留所&南アルプスの天然水工場見学バスツアー」

サントリー白州蒸留所&南アルプスの天然水工場

工場見学バスツアー

 

今回はサントリーホールディングス株式会社様とのコラボ企画、サントリー工場見学ツアーです。

サントリーといえば、プレミアムモルツビールや山崎、響などのウイスキーを始めとし、なっちゃんやペプシ、はちみつレモンなどのソフトドリンクも販売する世界的企業です。

そんなサントリーと府中文化村ですが、もちろん府中市にある「サントリー武蔵野ビール工場」が共通点ですが、今回ご縁があり、コラボレーションさせていただきました。

 

まずは山梨県にある「白州蒸留所」見学ツアーです。

白州工場は「森の蒸留所」と呼ばれるほど、南アルプス雄峰・甲斐駒ケ岳の大自然の恵みを十二分に受けた豊かで広大な蒸留所です。

こちらはサントリーの大ヒット商品、ウイスキーブランドの「白州」を蒸留・製造している場所でもありますが、同敷地にこちらもサントリーの大ヒット商品「南アルプスの天然水」製造工場があります。

府中文化村一行は南アルプスの天然水工場、白州蒸留所の双方の施設ツアーを体験しました。

 

天然水工場では「南アルプスの天然水」ができるまでの工程はもちろんのこと、この水がどれだけ大切なものか、サントリーの水に対する思いについてなど、内容の濃い見学ツアーでした。

水は生命の根源であり、貴重なものであるという認識を誰でももっているものですが、実際に「水」に対して何かの活動をしている方は少ないと思います。それは私たちにとって水というものは蛇口をひねれば流れ出てくるインフラの一つだからではないかと感じます。しかし、この水の水質は森や自然が育むものであり、この森の変化によって水質は変わってきてしますそうです。サントリー白州工場などではこの森林で観測される鳥や植物の生態も大切にしており、この動植物たちが毎年元気に活動する環境を守ることが、森林環境を守るとになり、これが水質を守る活動に繋がっているとのことです。

哲学史上、最初の哲学者タレスという人はかつて、万物の根源アルケーは「水」と考えたと言われています。昔から水は大切なものと考えてきたことは確かですが、では実際に水がどのように大事なのか、どうやって守っていくのかなどの実質的なものごとまでみなさんも考える機会は少なかったのではないでしょうか。

私たちはこうした素晴らしい環境で暮らしいること、この自然環境を守り、命の根源である水と暮らしていることをもっと深く知る必要があるのではないかと感じます。ここにサントリーのコーポレートメッセージである「水と共に生きる」という言葉が繋がってくるのだと実感します。

 

白州蒸留所ツアーでは、普段見学できない場所への見学や、複数の種類のスコッチ、山崎と白州のジャパニーズウイスキーをストレートとトワイスアップという二つの手法でテイスティングをさせていただきました。

ウイスキーに馴染みの薄い人でも味の違いや特徴がわかるよう、丁寧な説明と、家でも美味しく作れるハイボールの作り方の実演を通してとても興味深い時間を体験しました。

 

サントリーの方々が口を揃えて言うように、お酒なども水が何より命の源だそうです。水の水質をはじめ硬度にもこだわるサントリーだからこそ、私たちが住む府中に「サントリー武蔵野ビール工場」がある所以だそうです。

府中は丹沢水系の天然地下水があり、ビールを作る上でもっとも大事な「水」の面で最適だったことが幸いし、大ヒット商品である「サントリープレミアムモルツ」の工場となっているのです。

府中はこうした面でも非常に恵まれている町であることを私たちは再認識できました。

こうしたサントリーとのコラボ企画ですが、今後も継続していくお話しをいただけましたので、今回来れなかった方やこれを機会に府中文化村を知った方など、次回のコラボ企画を是非楽しみにお待ちください。